若女将の加太便り

誕生15周年記念 ひいなの湯リニューアルOPEN!

帰ってきた!

風が強いながらもよく晴れた一日でした。

数日前の夕陽を。

 

 

おかあさんが白いアジサイが咲いたと持ってきてくれましたので

早速玄関に生けました(*´ω`)

 

 

明日からはまた雨続きの一週間になりそうですね。

じめじめして体調崩しがちですがどうぞくれぐれもご自愛くださいませ。

 

 

 

さてさて長旅からこの方が帰ってきました!

 

ん?あれ?

さぞかしハードスケジュールと気疲れでやせ細っているのでは?と思いきや・・・

ちょっとがっしりした?笑

 

この度イタリアで誰もが知る最もメジャーな新聞で

大きく記事に取り上げられたそうです!

大変名誉なことで本当に素晴らしい!

╰(*´︶`*)╯♡

海外での日本食の評価と関心がいかに高いかが伺えますね。

 

彼がウチに来てはや9年が経ちます。

9年前の春に

有馬の有名旅館で長く二番手で働いたあと

当時香川にいた彼を夫と二人でヘッドハンティングに行ったのがこの間のことのようです。

普通に客として普通にランチを頼んだけれど

キョロキョロしてこそこそ話して

どう見ても香川県のその場にふさわしくない怪しげな二人でした。笑

後で聞くとバレバレでした。笑

 

島根県の田舎で3兄弟の真ん中でのびのび育ったやんちゃ坊主は

数々のいたずらで学校から呼び出しを食らいながら

お商売で忙しい両親に結構スパルタで育てられてきた。(言えない武勇伝も多い。笑)

夕食は用意されていたものを兄弟だけで食べる毎日で

学校行事にも両親が来てくれた記憶がないらしい。

それなのに

今は亡き調理人だったお父さまの後ろ姿を追いかけて調理人になるところなんか泣かせるではないか。

しかも舌の確かさは父親譲りですし。

 

幼少時代を面白おかしくではなく淡々と話す姿は結構おもしろい。

機会があればいろいろ質問してやってください( *´艸`)きっと真面目に答えてくれることでしょう。

 

しかし・・・運は自分で開くものだな。

調理長を見ていると強くそう思います。

厳しくも優しいご両親の教えと

野球に明け暮れた中・高校生時代に培われた根性、礼節、義理堅さ、勝負強さも相まって

こう成るべくして彼は今の場所まで運ばれてきた。

それは紛れも無い事実。

日本食の伝統を大切にしながら

食への飽くなき探求というか

様々な垣根を超えての向学心はすごいと思います。

見習わなきゃですね。

これからもたくさんのことにチャレンジしていくことでしょう。

応援していますよ~(*´ω`)

 

ではでは

ご夕食タイムにレッツゴー(^O^)/