若女将の加太便り

誕生15周年記念 ひいなの湯リニューアルOPEN!

日々徒然

新しい週の始まり。

はるばる金沢からお越しいただいた団体さまを全力でお見送りしたあとの

熱いインスタントコーヒーがたまらなく美味しかった😊

 

時間がなくて

次男坊のお弁当は鮭と梅干のおにぎり二つとお豆腐と玉ねぎのお味噌汁だけ。

ごめんねのしるしにネギを大量投入致しました😅

 

 

ほんの50年ほど前、100歳オーバーの人口はたったの153人でした。

それが今年は7万人という統計が出ています。

当然お客さまも高齢の方が多くなります。

東京より5年前から毎年2回必ずお越しいただくお客さま。

ご家族全員が98歳のおばあさまをとても大切にされて

「もうこれで連れてくるの最後かもしれないから」と毎回おっしゃりながらも

またこの秋もお会いできたことが本当に嬉しくて。

車椅子で動きがままならないおばあさまは

車の乗り降りだけで大変な重労働。

手助けすると痛がられるので

数分かかりながらまずは右足

そして左足と。

四つん這いでようやく車内に。

そこからちゃんと着席するまでが約15分。

皆が声をかけながら見守りながらいたわりながら

ようやく座ったおばあさまの顔を

息子さんが大きな手のひらで包み込み

「よく頑張ったねー。偉いねー。痛かったか?」と

繰り返し繰り返し頬をさする。

本当に幼い子どもの頑張りを褒めるかのように慈しみながら

その先にあるかけがえのない命をとても大切にされているのが手に取るようにわかる。

静かに微笑みながら眺めるご家族。

大自然を目にした感動も素敵ですが

何気ない日常でこんな景色に遭遇するたびに

さざ波のような感動とともにまたしても涙腺が刺激される。

たまらんです・・・😭

旅をするということは自分の楽しみもさることながら

一緒に生きる大切な人の笑顔が見たくて

その大切な人と思い出を共有したくてするものだと。

あらためて

「私は人に優しくできているだろうか」

と自問自答し

「人に優しくあろう」

と思いを新たにするのでした。

 

 

 

お友だちのおかみさんのブログを読み辛いことがあったみたいで

その辛さが痛いほどわかるから

だから一緒にがんばろう!って空を見上げて小声でエールを送っています。

生きてるといいことばかりじゃない。

失敗して叱られて。

招く側だけどこちらもただの人間。

お客さまと同じく痛む心も持っていれば

辛くても養わないといけない家族もスタッフもある。

「生きてるだけで丸儲け」

とは言うけれど

死んだほうがましちゃうか?!と思ったことも正直、ある。

それでも頑張ろうと上を向けるのは

ストレスレスな生活が人間の幅を広めるかというときっと真逆で

ストレスの分量だけ人は強くなる可能性を秘めているから。

ストレスに打ち勝ったときに大いに幸せになれるっていうことです。

だから笑おう。

笑っていろんなものを吹き飛ばそう!

笑顔で人に優しく生きよう。

それが幸せへの最短距離だし

自然にできる人ほど人生を楽しんでいる、と確信するから。

 

 

人生は素晴らしい!

さー今週も頑張ります💖