どうなってしまうのだろう
メディアは毎日毎日、増え続ける感染者の数を伝え続けています。
日本は、世界は、本当にどうなってしまうのだろう。
膨らみ続ける数を愕然と眺め
このまま医療現場が崩壊したならばいったいどんなことが待ち受けているのか?
すぐ周りで助からない命が出てくるかもしれない。
恐怖のあまりパニックに陥り優しさを奪われ人を貶めたり
精神的に脆弱な世の中になってしまうことが何よりも恐ろしい。
そんないずれ訪れるかもしれない最悪の事態を想像すると
言いようのないゾクゾクとした不安に襲われます。
当館でも志村さんの件以来キャンセルが相次ぎました。
4月以降の予約台帳は見事なほど空間だらけです。
お友だちの宿は数ヶ月先まで営業をストップする決断をされたところもあります。
危機的状況に社長やスタッフたちと情報収集に奔走し
どうすべきなのか行政機関の出方を日々チェックしながら考えあぐねています。
今は強気な言葉も出てきません。
なにがなんでもスタッフたちの生活を守らなくては。
そしてこの忌まわしいウィルスが収束したときには
誰一人欠けることなく万全の態勢で笑顔でお客さまを迎えられたら。
そんな決意です。
桜満開の日本列島。
本来なら穏やかに空に広がる薄桃色を見上げていることでしょう。
こんなこと前代未聞で本当にツライ。
でもしょげていたってボーっとしていたって同じ時間だ。
前見て胸張って口角上げて頑張っていこう。
皆さまもくれぐれもお気をつけて。