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我が家のブーム
外出を制限されると、今日何食べるか?が最大の関心事となってくるこの頃、、、じゃないでしょうか?笑
旅館がおやすみでも様子を見に来てくれるスタッフたちのために作るお昼ご飯。
いつもとはまた違う想いを込めながらセッセと作っております。
昨日の夕食時に
「今までの人生でこれだけ毎日家族揃ってご飯食べたの初めてやなぁ」
と次男が楽しそうに言いました。
そっかー。
なんだか複雑な思いでそれを聞きました。
スタッフたちと同じまかないを食べる、昔ながらの旅館スタイルで育った子どもたち。
いつしか私は、ちょうど一番忙しい時間と重なる夕食どきを避けるため、仕事終了後の一日の終わりに夕食を摂るようになり
子どもたちが成長する多感な時期に、祖父母に任せきりになりました。
でも決して子育てを疎かにしたかった訳ではなく、言ってみればオトナの事情で、女将として嫁としてその方が全てが満遍なく上手くいくと思ったから。一家に母親は二人要らない、と。
旅館も忙しく私にはやるべきことが山ほどあったからそれがベストだと思ったし、その時その時に選んで来たのは自分です。
でも取り戻せない時間を経験し、それは間違いであったと気付いた時、悔やみました。
人は正解を生きられないですけど、反省することができればやり直せるのですね。
身をもって学んでおります。
と言うわけで。
何故か我が家は麻雀ブームが到来。
ポン、チー、リーチ!
主人が「子どもたちと麻雀できる日が来るとは」と嬉しそう。
良かったね。
私も嬉しいよ。
昨晩は2時半まで白熱。
途中、夜食まで用意して。
しかし夜中の素麺はなんでこんなにも美味いのか?笑
私の育った家は人がよく来る家でした。
父がよく友人たちと麻雀をしていたのを思い出しました。
いつも父の後ろにちょこんと座りながら眺めていたのでやり方は何となくわかります。
でも母は大変だっただろうなー。と今だから気付く母の偉大さ。笑
時は移り
久しぶりに実家に帰ると父、弟たち、そして婿殿たちが楽しそうに麻雀をします。
次回からは子どもたちも参戦!2卓並べて麻雀大会ですね!
思わぬ楽しみができました。
休暇中
皆さまこんにちは。
コロナ禍蔓延する毎日をいかがお過ごしですか?
当社は2月末決算なので、私個人的には決算処理に慌ただしい日々を過ごしておりました。
ですがお察しの通り、旅館は20数年前にタイムスリップしたかのようなヒマさです。
「頑張りましょう!」の声にもちょっと食傷気味ですね。私のような元々なまくらな人間は必要性がないと頑張れないからなー。結構その言葉は辛い。
「外出禁止でストレス爆発しそう」の悲鳴も見るのが苦になってきた感があります。ヒマだと文句言って、でも働け!勉強しなさい!本でも読めば?と言われても文句を言う、人間ってホント勝手ですね。
私はおうち時間が大好きでして。掃除して取れたゴミの分量に満足して、グルグル回る洗濯機をひたすら眺めるちっちゃい人間。
「なんか楽しそうやなぁ」と主人に言われギクっ!バレた?笑 自分たらの怠慢のせいではなく不可抗力で起こっているこの緊急事態。だから?なんだか余裕があると言うか、、これまで忙し過ぎて味わえてなかった家族との時間をいま楽しんでいます。トランプをしたりビデオを観たり、遅かりし特別休暇をワクワク過ごしています。
『私にはスタートだったの貴方にはゴールでも』
結婚って、家族をスタートさせたい想いは女性ばかりなのか?男性は女性に結婚というゴールを用意して、その後は仕事や自身の付き合いに没頭するからなぁ。
それに対してケンカばかりしてきたけれど、今は穏やかな時間をいただけ感謝です。
一人一人のチカラなんて小さいです。でも同じベクトルで←コレ大事、小さなことも疎かにしないことはやがて大きなチカラになる。元気でいさえすれば必ず元の忙しい生活に戻れると信じて、冷静に世のなかを見つつ。
今日はとれたての新鮮なイワシをたくさんいただきました。ここ加太の郷土料理のイワシの煮合い。イワシとタマネギをシンプルにお酒とお醤油で煮ながら熱々をいただく。とても美味しかったです。
コロナとの闘いは長期戦。ジタバタしても仕方ない。心まで疲れないように丁寧にまいりましょう。
ではでは。
どうなってしまうのだろう
メディアは毎日毎日、増え続ける感染者の数を伝え続けています。
日本は、世界は、本当にどうなってしまうのだろう。
膨らみ続ける数を愕然と眺め
このまま医療現場が崩壊したならばいったいどんなことが待ち受けているのか?
すぐ周りで助からない命が出てくるかもしれない。
恐怖のあまりパニックに陥り優しさを奪われ人を貶めたり
精神的に脆弱な世の中になってしまうことが何よりも恐ろしい。
そんないずれ訪れるかもしれない最悪の事態を想像すると
言いようのないゾクゾクとした不安に襲われます。
当館でも志村さんの件以来キャンセルが相次ぎました。
4月以降の予約台帳は見事なほど空間だらけです。
お友だちの宿は数ヶ月先まで営業をストップする決断をされたところもあります。
危機的状況に社長やスタッフたちと情報収集に奔走し
どうすべきなのか行政機関の出方を日々チェックしながら考えあぐねています。
今は強気な言葉も出てきません。
なにがなんでもスタッフたちの生活を守らなくては。
そしてこの忌まわしいウィルスが収束したときには
誰一人欠けることなく万全の態勢で笑顔でお客さまを迎えられたら。
そんな決意です。
桜満開の日本列島。
本来なら穏やかに空に広がる薄桃色を見上げていることでしょう。
こんなこと前代未聞で本当にツライ。
でもしょげていたってボーっとしていたって同じ時間だ。
前見て胸張って口角上げて頑張っていこう。
皆さまもくれぐれもお気をつけて。